WORKS

物心ついた時には、水槽と熱帯魚に囲まれていました。記憶にあるのは大量のグッピー、オスカーのペア、エンゼルフィッシュ、ピラニア
魚が家にいるのが当たり前だが飼育するのは親父、まさか自分がアクアリウムに嵌り人生の大半を趣味に費やすとは思いもしなかった。
中学生になり、親父の知人から飼育してみないかと、当時かなり高価なレッドロイヤルブルーディスカスを頂き飼育がスタートした。残念ながら当時の写真は1枚もないのだが、繁殖に成功し子育てするディスカスの姿に感動したのは今でも鮮明に覚えている。
20代になるとほぼ毎日仕事が深夜まで続き、おのずとアクアリウムから遠のいていった。
しかし、当時の仕事は水処理メーカーに勤務していたので、水処理の知識は徹底的に頭に叩き込まれた。この知識は今アクアリウムをやる上でかなり役に立っていると思う。
30代に入り、仕事が変わり少しだけ自分の時間が持てるようになると、やはり疼きだした。その時始めてADAの存在を知る。ADAの天野さんの作り出す水景に夢中になってしまった。自分でもこんな空間を作ってみたい!強い衝動にかられた。
水草に関してなんの知識もなかったが、何度もショップに足を運んでは水草を買い試行錯誤でチャレンジするが…
センスがなかった(笑)
苔にまみれ、水草は枯れ、なぜ?の連続。
そんな時に、苔はえびに処理してもらうと情報を入手し、早速ショップに買いに行った。
しかし、その行動がえびと言うカテゴリーにど嵌りするキッカケとなった。

水草をはじめたばかりの水槽です(笑)
この水槽に当時ヤマトヌマエビを入れようと近所の熱帯魚屋に行ったところ、当時はとても珍しい赤い体に白の細いラインが数本入ったえびがモスの上でツマツマしていた。

「なんて可愛いんやろ!」

その瞬間なにがなんでも欲しくなった。

しかし1匹、2cmたらずのえびが3000円もするではないか…

10匹買えば30000円

当時、脱サラしたてで金があまりない私にはハードルが高すぎて手が出なかった。

しかしどうしても欲しい。

私がとった行動は禁酒禁酒

辛かった…しかしなんとしてもあのえびを物にする決意は固かった。
そして5匹なんとかGETした。私は喜びに打ち震えて、慎重に水合わせを行い。とうとう我が家にCRSをお迎えすることが出来た!

が…

翌日、魚が何かを突いている
餌はまだあげてないはず…

あああ!

なんと2匹が☆になっており、死骸を魚達が夢中に突いていたのだ
だが、この事件が心折れるどころか火をつけた!
本屋に駆け込みあらゆる情報を収集し残り3匹から、数ヶ月後50匹近くまで増やすことに成功した。

この時期に、現在もお世話になっているWAVEがオープンし、長い付き合いがここから始まった。
えび飼育と同時に魚が好きな私は、お店の勧めで、初めてアピストを飼育することになる。
アピストグラマ ボレリーイエローのワイルドペアだ。ボディーの大半は真っ青で腹から顔にかけライトイエローが鮮やかなアピスト
あまりの美しさに毎日数時間眺めていたほど魅了された。3年ほど飼育したが、寿命で☆に…
このペアを繁殖出来なかったのは今現在に至って後悔しか残っていない。それとなぜ写真に残さなかったのか…

次に手に入れたのがパンドゥロのペア
とにかく増えた。次々と産卵しては増え放置していたにもかかわらず、100匹以上は仔がとれた。
しかしなぜかこの個体には思い入れがなく、途中でショップに引き取ってもらった。今考えると勿体ない事をしてしまった。

2003年からクリスタルレッドシュリンプの飼育を開始
紆余曲折は隔てレッドビーシュリンプのブリーダーを開始する。屋号は紅白えびちゃんでデビュー
ブリードを重ねるうちにブラックビーシュリンプの魅力に嵌り、ブラック系を中心に個体つくりに励む。この時期から屋号をC.K.Eと変更
主の個体の特徴は黒は漆黒であり、白は純白。髭先足先までしっかりと黒がのり、個体は3cm以上ある。
2015年あたりからインブリードによる限界を感じたのと、思い通りの個体は作れたと感じ、ビーシュリンプのブリードに終止符を打つ。
ブリーダー時代に並行して夢中になったアピストが、トリファスキアータ
アピストの中では最小なサイズでひときわ穏やかな性質。しかしフィンスプレッティング時の迫力は、小さい身体に見合わず背鰭の先まで伸び上がり充分な見応えがある。ただトリファスキアータはペアでなく雄数匹のみの飼育だったので繁殖に至らなかった。
2017年  久々に熱帯魚飼育に専念したく、行きつけのneo WAVEでアピストアガシジィ  テフェ を購入。これがアピストグラマ復活のキッカケとなった。